プリウスのLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)最新情報

2007-07-10付記事「プリウスのLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)」で『車両のライフサイクル全体における有害物質排出量の総合では、従来のガソリン車との比較という形で謳われているほど軽減されていないという指摘がある。 』と記載した。
しかし、最近のトヨタの発表によると、生産から廃棄にいたるトータルライフの視点により「トータルクリーン」を基本理念に、環境に配慮したクルマづくりを進めているとあり、全ライフサイクルでのCが少ないとの数値を示した。

これによると、素材製造時および車両製造時のCO2排出量は、部品点数の増加などによりガソリン車よりかなり増加しているものの、走行時のCO2排出量の減少が支配的であり、トータルのCO2は約43%も削減されていることが分かった。