ミートホープ女性従業員3人が解雇不当訴えて労組結成

ミートホープによる牛肉偽装事件で、29日付で解雇される女性従業員3人が28日、苫小牧市役所で記者会見し、労働組合「苫小牧ローカルユニオンミートホープ分会」を結成し、ミート社の解雇決定を不当だとして、29日に団体交渉を行うよう申し入れていることを明らかにした。

同分会は団体交渉で、全従業員解雇の撤回や就業規則の提出、過去5年分の決算書の提出などを経営側に求めるとしている。ミート社の従業員が労組を結成したのは初めて。

確かに今回の全従業員の解雇は、あまりにすみやかで異様であった。通常、会社トップは事業存続を最優先に行動するものだが、まずミーとホープという汚れた看板を外すことだけを田中社長は考えてたんじゃないかな。廃業するから全員解雇といいながら、翌日には社名を変更して再起を図る、といった発言があったらしい。

とにかく、こういう経営者が北海道第一の食品加工会社のトップだというのは、なげかわしいことだ。